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【更新】2019年 中古車輸出台数ランキング No.1はUAE

2020-01-11

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【更新】2019年 中古車輸出台数ランキング No.1はUAE

2020-01-11

アイキャッチUAEこんにちは、くるまるです。

日々、世界のどこかでクルマが走っています。

それは日本から海をを渡ったクルマかも知れません。

日本から数多く中古車が輸出されています。

さて、どこの国に輸出されているのか調べてみました。

※速報版です。確定版が出たら更新します。2/1更新しました。

どこに輸出されているの??

第1位 UAE(アラブ首長国連邦・アジア)

そうなんです。意外かもしれませんが、UAEがトップなんです。2019年度は約171,500台日本から輸出されました。

実は、年間では堂々5年連続でトップなんですよ。現在、19か月連続首位となっています。

なぜUAEがトップなのか?やUAEという国についても後ほどお知らせします。

第2位 ロシア(ヨーロッパ)

ロシアは昔からのお得意様です。政治的に輸入車に対する規制が施行されたり延期されたりで波がある印象です。具体的は日露の政情不安で、右ハンドル車の輸入禁止政策!とか。日本狙い撃ち状態(笑)。2019年度は約122,600台日本から輸出されました。

以前より少なくなったとはいえ、堂々の2位です。

第3位 ニュージーランド(大洋州)

ニュージーランドは日本と同じく島国です。2019年度は約111,800台日本から輸出されました。

自国で車を生産していなので、輸入に頼るしかありません。元々、イギリス領なの左側通行で右ハンドル車が故に日本車が多く輸入されている訳です。

ニュージーランドで車を新車で買う人がわずか数パーセントで、車は中古で買うものという感覚です。

 

第4位 チリ(南アメリカ)

遥か南米の国、チリ。右側通行左ハンドルの国ですが、日本車が多く輸出されています。2019年度は約80,600台日本から輸出されました。政情不安などがあると、港の封鎖等の処置があるので安定しません。それでも毎年上位の輸入台数となっています。

第5位 ケニア(アフリカ)

遠くアフリカの国、ケニア。ケニアも隣接国にデリバリーされる一大拠点となっています。2019年度は約78,500台日本から輸出されました。

そういえば、ケニアも日本と同じく右ハンドルの国ですね。

何故UAEが1位なのか?

そもそもUAEってどんな国?

中東にある7つの首長国が集まって出来た国。面積は北海道とほぼ同じ大きさです。人口は945万人、和歌山県の人口とほぼ同じで、しかも全人口の80%以上が外国人という特殊な国ですね。

イスラム教国ですが人口の80%が外国人なので、他宗教や他国文化にも非常に寛容な国です。

UAEは右側通行で車は左ハンドルの国

そうなんです!UAEは右側通行で車は左ハンドルの国です。

右ハンドル車の運転は勿論、国内への持ち込みすら厳禁とされています!

じゃなぜ? という疑問が沸くと思います。

UAEとはいうものの、実は「ドバイ」

実はUAEと言っても、車が集まるのは7つの首長国の一つである「ドバイ」です。

ドバイといえば、砂漠に現れる絢爛豪華なゴージャス都市。誰もが一度は行ってみたいと思うお金持ちの国ですよね?

やっぱり、オイルマネーってすごい! 自分の家の庭から石油が吹き出ないかと夢見たことはありませんか?

でも実は、ドバイがお金持ちなのはオイルマネーではないって知ってました??

意外にもドバイは石油資源が乏しいという事実。 えっ!マジ??

UAEの中で、オイルマネーに乏しいドバイは考えました。

オイルマネー欲しいけど、石油出ないし…でもお金欲しい。だって周りはオイルマネーで潤ってる。

『そうだ!貿易だ!』と考えた訳です。

あのドバイの経済を支えているのは、実は貿易なんです。

ドバイ政府は、貿易で外貨を稼ぐべく大きな政策を打ちました。

その貿易種目の一つが中古車ビジネスなんです。

ドバイには「Dubai Auto Zone (通名DAZ)」という保税地区があり、日本から輸入した車のほぼ全数が一旦ここに集まります。

このDAZは政府主導機関で、ドバイの国内でありながら国外の扱いを受ける「フリーゾーン区域(経済特区)」となっています。

このフリーゾーンは本当に特別で、外資100%OK、法人税も0。

まさにフリーゾーンといわれ、多くの外資系企業が進出しています。

当然、DAZには外資の中古車ディーラーやブローカーが数多く存在しています。

UAE(ドバイ)は自動車の「ハブ拠点国」となり、右ハンドル国や左ハンドル国、その他輸出先のニーズに仕分されて新たな国へと輸出されます。

近隣中東国やアフリカ方面各国向けの一大拠点となっている訳です。

日本車は世界で人気ですが、とは言え日本まで買い付けに行くのは大変ですよね。

しかし、ドバイを中継拠点とすることで、近隣中東国やアフリカ方面国は非常に助かっているのです。

日本と直接的な取引がない(できない)国でもドバイ経由で世界各国へ日本車の車が輸出されているというカラクリ。

ちなみに、輸出国ランキング4位のチリと5位のケニアも中継国としてドバイと同じ様に各国へデリバリーしています。

車は基本的に船での海上輸送になりますので、海に面した国が条件になります。

一旦大きな港に荷降ろしして、そこから最終指向国へ向けて再出発。

決してその国だけで消費される訳ではないと覚えておきましょう。

日本車が人気の理由

それは圧倒的に「壊れにくい」の一点です。それに続いて、修理の際の部品供給の速さと安さです。あと整備性の良さですね。

日本ではもう乗らない車も海外でバリバリ活躍します。

海外では中古車でも日本の車は高く憧れなんだそうです。

しかし、高くてもその働きや耐久性を考えると安いくらいだとか。

テレビで海外レポートなんか見ていると、日本車が多く走っているが写りますよね?

某過激派の皆様もトヨタのハイラックスの荷台に機関銃を装備しておられます。

砂漠や荒道に耐える車は、ジープでもレンジローバーでもなく、トヨタと日産なのです。

6位以下の国

6位:ミャンマー(アジア) 約63,300台

7位:モンゴル(アジア) 約60,100台

8位:タンザニア(アフリカ) 約55,900台

9位:南アフリカ共和国(アフリカ) 約51,200台

10位:フィリピン(アジア) 約39,400台

となっており、全輸出台数は、1,296,000台。

しかしながら、20万円以下の車はカウントされていないケースもあるので、これは最低数値です。

実際にはもっと日本から輸出されているのが現状となります。

まとめ

  •  日本から輸出される中古車が一番多い国はUAE(ドバイ)。
  •  UAEは「ハブ拠点国」という役割を担っている。
  •  中東近隣国やアフリカ方面の各国へ再輸出される。
  •  UEAにはフリーゾーンが存在し、貿易活動が活発化。
  •  UAEはじめ海外では日本車、特にトヨタの人気が圧倒的強さ。
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くるまる

車と趣味の釣りを愛しています。某ディーラー系販社で鈑金塗装職人→社内講師→中古車仕入れ担当→ 一応管理職です。車に関する小ネタや中古市場相場のコラムを配信しています。

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