マメ知識

車の下回りの防錆はするべき?オススメの防錆剤や施工のタイミングは?

トップ画像

困っている人
困っている人

新車を買うんだけど、ディーラーの人に下回りの防錆処理を勧められた。
正直、必要なの??

こんな悩みを解決する記事です。
下回りの防錆が必要かどうか悩んでいる人に有益な記事だと思います。

この記事を読むと

下回りの防錆処理の必要性や、オススメの防錆処理材が分かります。

目次

<なぜ下回りの防錆が必要なのか?>

冬の道路は、塩化カルシウムを大量に散布しています。

塩化カルシウムという物質は水に溶け易く、多量の溶解熱を発生させるうえに水の凍結温度を大幅に下げる効果があります。
この性質を利用し、道路の凍結防止と融雪を目的としている訳ですね。

塩化カルシウムを使うのデメリット

塩化カルシウムは簡単にいうと「塩」です。塩と金属と錆の関係は、理科の授業で習った通りです。車にとって喜ばれるものではありません。
下回りの防錆は、塩化カルシウムをデメリットに対抗する唯一の手段と言えます。

<下回りの防錆をした方が良い理由>

車の鋼板も防錆鋼板といい、防錆力を高めたものを使用していますが、ボディー外装ほどの手厚い塗装がされている訳ではありません。
ボディー外装は洗車など、小まめに手入れされている人も多いかも知れませんが、下回りにそれほど気を使わない人が多いのが現状です。
だからこそ、あらかじめ防錆対策をしないといけない訳です。

ノックスドール

引用元:株式会社 創新 ”ノックスドール”

<下回りの防錆をするタイミング>

ズバリ「新車時」です。これがベストです。
使用する防錆材料によっては、すでに発生している所に塗布しても効果があるモノもありますが、新車時に処理するのが鉄則です。

<下回りの防錆材の種類>

走行中、常に巻き上げる砂や小石によるダメージを受けている下回りは元々の塗装が剥がれ、そこから錆が発生していきます。
従来のいわゆる「シャシーブラック」塗装では塗膜が薄く、弾力性や柔軟性に欠けしかも剥がれやすい為に定期的な塗布が必要になります。
そこで弾力性と柔軟性を持った剥がれにくい材料が必要になります。これを高次元で実現できているのは、私がおすすめする「ノックスドール」だけだと思います。
様々な防錆材メーカーがあり、私も各社の防錆材を試しましたが、ダントツの性能だと評価して「ノックスドール」を採用しています。新車時に施工すれば、ノーメンテナンスでOKという点も大きいです。

<ノックスドールをすすめる理由>

・各ディーラーの純正指定を受けている点。
・国内実績年間10万台の施工実績
・環境に優しい(当社は水性を採用し、作業者にも優しい)

ノックスドールの総代理店である「創新」さんのサイトは こちら

創新さんのサイトでは、施工できるお店の一覧が見れます。
数多くのディーラーの名前があり、それだけ信頼と実績があると言うことです。
もし車の購入先でノックスドールが施工していなくても、すでに設備の整っているお店を創新さんサイトから探して施工してもらうのもいいでしょう。

<下回りの防錆をしないとどうなる?>

下回りの錆の浸食は、知らず知らずの間に進んで行きます。
気付いた時には手遅れというケースも多々あります。
下回りの骨格やフロア部分は、溶接によって組み立ててあるため、腐食部分を取り替える事が簡単ではありません。
そのため、腐食箇所の修理に大変な時間と費用がかかることになります。
当然、骨格部分の腐食による穴があれば、車検も通りません。

腐食画像

また、昨今の新車は燃費を向上させるために、強度のある非常に薄い鉄板を採用して軽量化を図っています。
強度は確保されていますが、実際はすごく薄い鉄板です。ですから、ひとたび錆が発生すると穴が空くまではあっと言う間なんですよ。
軽量化も結構ですが、その分のデメリットも購入する人は理解してしっかりケアすることをオススメします。

では、良いカーライフを!!

 

※ページ内に広告を利用しています。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

くるまる

車と猫を愛しています。元ディーラーの整備&営業を経験。現在、独立。車に関する小ネタやコラムを配信しています。関東圏在住の♂です。

-マメ知識