タイヤの空気圧を測るタイミングって?
やっぱりタイヤに車重が掛かってないと意味ない?
タイヤが外れた状態で測るのはダメなの?
という疑問を持っている人は意外と多いです。
この疑問について考えてみましょう!
目次
タイヤの空気圧を測るタイミングは?
「車に装着してから」か「外れた状態でも大丈夫か」
これを説明するのに、物理の法則で検証してみます。
それは「ボイル・シャルルの法則」を使って検証します。
「一定の温度下において、一定量の気体は体積に反比例する」というもの。
この法則によれば、タイヤを車に装着した状態の方がタイヤ単体の状態よりもタイヤの体積が小さくなるならば、車に装着した時の方が空気圧が高くなるはずですよね?
タイヤはその殆どがゴムで弾性体。変形します。つまりタイヤ内の体積は変わりません。
と、言うことは・・・
「どちらも一緒!」
が答えです。
しかし、タイヤは完全な弾性体ではないので、ごく微量の圧力差はあるかもしれませんが、タイヤゲージで目に見えて変化を感じる量ではありません。誤差の範囲です。
【ここだけの話】
デキル車屋さんは、無駄な工数を減らす為、交換前のタイヤを4本並べて、予め空気圧を測ってしまいます。
それからタイヤの交換作業をするのです。
だって車にタイヤに付けてしまうと、空気をいれるのに4か所動き回らないといけないので無駄ですからね。
お勧め! タイヤ交換の三種の神器
タイヤ交換に必要な道具を出来るだけ安価に揃えたい人向けに、セレクトしてみました。
エアコンプレッサー
シガーソケットから電源を取れるとてもコンパクトなコンプレッサー。
ディスプレイ上に設定した空気圧まで空気を入れてくれます。
勿論、設定空気圧に達すると、自動停止する優れもの。
最大重点圧力も700kPaもあるので、乗用車クラスでは充分な性能。
車だけでなく、自転車やボール、浮き輪の空気入れにも使えるノズル付き。
10%クーポンが付いている時に買うのがお勧めです。 実売3,000円くらい。
コードレス インパクトレンチ
もうこれがないと始まりません。ナットの取り外しの疲労から解放されます。
スイッチを入れた瞬間に心地良い打撃が数秒続いた後に、ナットが外れます。
邪魔なコードやホースがないので、取り回しが楽なのもお勧めです。
私は仕事でも使っています(笑)。タイヤ交換の時間が大幅に短縮されるのは確実。
ご自身の車にあったソケットが別途必要ですが、実売10,000円ちょっとで買えるので費用対効果はgood。
トルクレンチ
マイナーだけど、実は非常に大事なものそれは「締め付けトルク」です。
勘違いしている人が多いのですが、タイヤを止めるナットは強く締めれば良いというものではないのです。
それぞれ規定トルクが決められており、強すぎても弱すぎてもNG。
それを測りながら締め付けできる道具が、このトルクレンチです。
車屋さんでは常識中の常識です。(使い方を間違っている人を見かけますが…)
実売4,000円くらい。 ※あ、「トルク」というのはナットを締め付ける力の事です。